NHKの番組「つくってあそぼ」が本日30日7:30から最終回みたい。
僕はすでにミドルエイジでど真ん中世代とは程遠いのですが、
こんなに長寿番組になるとは素晴らしいと思います。
しかし、そんな「つくってあそぼ」にも最終回がやって来ました。
「つくってあそぼ」は、あの伝説の番組「できるかな」の
後続番組として放送を続けていた。
ボクはハッキリ言って完全に「できるかな」世代だ。
ノッポさんは、ボク達にとってはいつだって手の届かない憧れの大人だった。
ノッポさんから大人のダンディズムを学んだ
「できるかな」は僕等の世代では神がかり的なカリスマ性を持った番組だった。
(まぁ当時はまだ僕も幼児なので…)
寡黙に男の仕事を常にソツなくこなす大人。
そう、ノッポさんはダンディーな大人の象徴だった。
そしていつだってゴン太くんが
ノッポさんのスゴさを引き立たせる脇役として頑張っていた。
二人はいつだって仲良し。
そして… いつの日かボクは大人になっていた。
いつの間にか、ノッポさんに(ゴン太くんに)会う日が減っていった。
誰もがそうするように、
ボクだって、二人に会う日は減っていった…
そして、
大人になったボク達に、ノッポさんは、パンドラの箱を開けてしまった。
ノッポさんは、
ワクワクさんに自分の功績を引き継がせるために、
最後、禁断の方法をつかった。
「あ~あ… しゃべっちゃった…。
でも、今日は特別なんです。紹介します。ワクワクさんです。」
ワクワクさんは、サラブレッドだ。
生まれながらにして伝説を引きついだエリートだった。
ボクは、正直ワクワクさんと一緒に育っていない。
しかし、時はながれた…
いつの日か、ボクは伝説を継承しつづけるワクワクさんに再会した。
ワクワクさんとゴロリはそこに居続けた
そう、ボクがすっかり違う大人になってしまったというのに、
ワクワクさんは、ゴロリは、
あの時のままブラウン管(液晶?)の中で、
伝説と闘っていた。
そこにい続けることの継続し続けることの大変さは、
僕も身を持って実感している。
二人は、ボクが知らない間も、ずっと同じ場所で戦い続けていたんだ。
世代を越え、ワクワクさんはボクの下の世代にも、
伝説を伝え続けていたんだ。
男の仕事
やりきる。
やりつづける。
ワクワクさんとゴロリのメッセージは、ボクにしっかり届いた。
ワクワクさんゴロリのつくってあそぼ最終回
今日、2013年3月30日朝7時半から。
ひとつの時代が、区切りを迎える。
でも、これはただの終わりじゃないんだ。
次の伝説への、次の男への、バトンタッチだ。
「わくわくさ~ん今日は何を作るの?何も道具が無いみたいだけど?」
「ゴロリ、今日は思い出を作るよ」
ワクワクさん、ゴロリ、ありがとう。
伝説は終わらない
つくってあそぼの後続番組は「ノージーのひらめき工房」だ。
21世紀的な雰囲気で作成されている番組ではあるが、
現状つくってあそぼを超えるインパクトはまだ残せていない。
これからがノージーの勝負だ。
ノージーは人生をその時間帯に捧げる必要があるのかもしれない。
頑張れノージー!
伝説はつづく…