僕は自他共に認める長渕剛好きです。
これまでの人生の時間の中で、長渕剛を聴いてすごした時間は膨大です。

小学生の頃従兄弟のアニキに長渕剛「LIICENSE」を聴かせてもらい、
同級生のタニトくんに長渕剛の作品を多数聴かせてもらいました。

それからの人生で、僕が長渕剛を聴いてきた時間は膨大です。

長渕剛
素晴らしすぎます。

長渕剛の好きなところは「常に全力で自分自身に向き合う姿勢」と言った感じです。

登場した最初から華々しいイメージではなく、
活躍しているフォークシンガーの中のひとりといった感じからはじまり、
それでも一生懸命自分のスタイルで活動しつづけていくことと、
ありのままの自分でやり続けていくことが、
僕をはじめ多数の長渕剛ファンに自己投影させる何かがあるのだと思います。

現在の肉体派の長渕剛にも過去の歴史があっての肉体派。

それを理解して歴史を紐解くと、すごしてきた時間の凄さに打たれます。

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現在は東京都練馬区某所で暮らす僕ですが、
もしかしたら「とんぼ」に出会わなかったら東京ににいないかもしれません。

長渕剛とんぼ
「死にたいくらいに憧れた、花の都大東京」

高校生の時、実家の9インチテレビでドラマ「とんぼ」を見ました。
僕は東京に行かないといけない想いに何故か駆られて今に至ります。

長渕剛ファンにとってのコンサート

そんな僕は現在、東京在住で比較的色々とアクセスしやすい状況ではありますが、
長渕剛のコンサートライブにそんなに行ったことがありません。

長渕剛ファンであればコンサートライブは「約束の場所」です。

僕も郷里島根県を離れて関東地方に来た時に、
行きたいと思った場所は吉野家と長渕剛のコンサートでした。

ですが、
今年で関東にきて22年になる僕が長渕剛のコンサートに行った回数は数えるほどです。

長渕剛信者と思われる熱狂的なファンの方々が会場付近で弾き語りをする姿や、
太鼓やドラを鳴らしてさながら戦国時代の戦場のようなコンサート会場は、
長渕剛の唄を聴いて過ごすファンにはたまらない日常破壊ツアーです。

それの究極系が2004年に鹿児島で開催された桜島コンサートでした。

桜島叫びの肖像
桜島のコンサート会場跡にたてられた「叫びの肖像」

未開の地をコンサート会場として成立するように半年がかりで開墾し、
コンサートに参加するファンは長蛇の列を並び、
特設フェリーに乗って桜島特設ステージにたどり着いた。

一晩中開催された長渕剛オールナイトコンサートは、
鹿児島本土でも聞こえていたようで、
「耳鳴りがして眠れない」と言う苦情もきたそうです。

経済効果は50億円以上とのことで、伝説の夜になりました。

僕はこの長渕剛「桜島オールナイトライブ」のDVDとCDをこよなく愛聴しています。

なぜ長渕剛コンサートに行かなかったのか

この桜島ライブをはじめ僕は長渕剛コンサートにあまり行けていません。

それは何故かというと、個人的なタイミングの問題です。

長渕剛好きな僕は、長渕剛のコンサートに行く時は、
完全に長渕剛モードになってからコンサートに行きたいと思っています。

日常の業務に追われている時は、深夜ひとり居酒屋で長渕剛を聴きながら泣き、
日常の生活に疲れている時は、深夜ひとり部屋で長渕剛を聴きながら酒を飲みます。

コンサートライブっていうのは非日常的な空間であるし、
特別な時間、特別な場所であります。

ましてや長渕剛のコンサートライブは1回をベストな気持ちで迎えたい。

そう思っていたらなかなか自分自身の状況を持って行けない自分にもどかしさを感じます。

いつまでたってもいくつになってもケツの座りの悪い都会で、
憤りの酒をたらせば、半端な俺の骨身にしみる日々なんです。

いつだって向かっていく気持ち

「じゃあポーは長渕剛コンサートにいついくの?」
そんな声も聞こえてきそうですが、いつだって向かっていく気持ちです。

長渕剛のコンサートに参加するに恥じない自分をつくり、
そしてコンサート会場に行きたい気持ちをいつも持っています。

そして今日も深夜に長渕剛「LICENSE」を聴いています。

2015年8月22日富士山麓10万人オールナイトライブ

今年2015年に長渕剛は「富士山麓10万人オールナイトライブ」を開催します。

桜島で7万人以上の動員をしてオールナイトライブをやってから11年。
富士山といえば東京からもそんなに遠くないです。

噴火事件等も色々あったのでどうなるかと思っていましたが、
予定通り8月22日に実施されるようです。

凄い…

僕は、自分自身にとって最善の選択をしていきたいと思います。