先日の7月17日に両国国技館で開催された
「プロレス佐野魂 佐野直万博」に出場してきました。

参照:プロレス佐野魂、両国国技館大会に園山檸檬選手出場

普段は数百規模の会場で興行を開催しているプロレス佐野魂ですが、
いきなりの会場キャパ巨大化でびっくりした大会でした。

様々な困難や障害があった大会でしたが、無事開催されて終了しました。

佐野魂両国
豪華な出場選手の中に僕園山檸檬もいます。

2007年10月のプロレス試合リングデビュー以降、
というかそもそも自分が両国国技館の会場で、
こういった出場選手の中で試合をやるなんて想像もしてなかったです。

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また、今回の対戦相手は横綱・曙選手でした。

「両国国技館で横綱・曙選手と対戦する」

そんなかなりレア過ぎる体験をした日になりました。

園山檸檬は横綱・曙選手と対戦

僕園山檸檬は第5試合で横綱・曙選手と対戦しました。

とはいえ、
4名のレスラーが闘うハンディキャップマッチとして試合は行われました。
(出場予定だったエリザベス・フランケン選手は諸事情で欠場)

園山檸檬曙試合
僕と曙選手が並んでも体格差は歴然
(そりゃそうですが)

園山檸檬曙
手が届きませんでしたので…

曙プロレス
みんなの力を駆使して闘いましたが…

両国曙プロレス試合
こんな感じで…

曙両国プロレス
みんなの力をもってしても… 吹っ飛ばされて…

曙プロレス全日本
まとめて押しこまれて…

残念ながら敗退してしまいました。

両国試合ニュース1
デイリースポーツ経由でヤフーニュースにも掲載していただきました。
ありがとうございます!

御来場いただいた皆さん、応援ありがとうございました!

無事開催できたことを関係各位様はじめ皆さまに感謝します!

園山檸檬試合結果

【第5試合 1vs.4ハンディキャップマッチ 30分1本勝負】

○曙(全日本プロレス)
vs
●よしえつねお(フリー)&ガッツ中村(佐野魂)&園山檸檬(フリー)&タケシマケンヂ(スポルティーバエンターテイメント)

(8分13秒 ボディプレス→体固め)

プロレス佐野魂 両国国技館大会開催の個人的に思う意義

僕園山檸檬の試合は第5試合で上記のように終わったわけですが、
大会はその後も
THOGOさんが主宰されるキャットファイト団体CPEのバトルロイヤルがあったり、
セミファイナルでは田中将斗選手と金村キンタロー選手のハードコアマッチがあったり、

メインイベントでは
大仁田厚選手と佐野直選手、友人のSET YOU FREEチバさんがタッグを組んで、
電流爆破デスマッチも開催されました。

両国電流爆破大仁田
こんな感じで…

両国電流爆破佐野
爆破はバカでかい音をたてて鳴り響きました。

両国国技館は国技大相撲を開催する会場なので、
とにかく細かいことの規約が厳しい会場として運営されています。

火気厳禁なのは当然として、
会館側が思う基準での品行方正な興行である必要もあります。

今回のプロレス佐野魂両国大会はCPEのキャットファイトもあり、
曙選手と僕園山檸檬達の試合ではよしえつねおさんも出場し、
国技館側の意向にそってのパフォーマンス制約が厳しかったようです。

それでもCPEもよしえつねおさんも規制ある中で存在感を示されました。

よしえつねお両国
会場準備を手伝う心優しいよしえつねおさん。
(よしえさんの芸風は完全に深夜時間帯系です)

やはりできる限りやりきる姿勢を持つのはプロとして凄いです。

電流爆破デスマッチも、試合前に消防検査も入る入念ぶり。

両国国技館で初の電流爆破デスマッチ開催ということで、
メディア的にもかなりの注目度があったと思います。

「よく許可されたな」

皆がそう思っていたのが事実です。

誰もやらないことをやりきった意義

両国国技館はキャパシティが大きい会場であると同時に、使用料が高い会場です。

キャパシティは1万人規模の会場です。

1日借りて300万円からです。

それに付帯設備や支度部屋、ロビーでの物販スペースやテーブルレンタル、
警備会社の手配やリングレンタル、音響照明、各種スタッフ人件費。

出場選手へのギャランティー部分。

こういった興行開催する経費を考えると、
かなりの集客が無いとビジネスとして成功させるのは難しい会場です。

エアコンつけるだけでも使用料がかかる会場です。

普段の興行からかなりの集客力が無いと、
両国国技館で興行開催するのは勇気がいるわけです。
(赤字リスクが大きい)

そういう状況の中で、
普段の大会では数百規模の会場で大会を開催している佐野魂が、
あえていきなり両国国技館で大会を開催したのは快挙です。

注目を集める意味でも相当注目されたし、
電流爆破もキャットファイトもよしえさんもありました。

プロレスはエンターテイメントビジネスだと思いますし、
エンターテイメントは話題を提供してナンボのものだと思います。

そういう中で、
両国国技館での佐野魂開催という話題を提供しまくった
主催者である佐野直選手のチャレンジャー精神とプロ意識には脱帽しました。

「集客動員的にはかなり厳しい大会になった」

こういう風にメディアでは報じられていますが、
正直僕が予想していたよりもかなり集客あったと思いますし、
大会自体もとても盛り上がって心に残る興行となりました。

大きなリスクがあり様々なあの手この手でリスク軽減された興行でしたが、
結果的に大会後にもリスク負担しなくてはならない部分もあるかもしれません。

ですが、

佐野直選手とプロレス佐野魂が
両国国技館に歴史を刻んだ意義は大きいと思います。

「話題を提供して、切符売って人呼んでこそプロ」

これってプロレスでも音楽業界でも芸能界でも何でも同じだと思います。

自分自身がやりたいことをやるのは大切です。

それと同時に、人前に出る商売であれば人を呼べる仕事が求められます。

今回のプロレス佐野魂 両国国技館大会は、
全力の精いっぱいを遥かに超えた挑戦的プロ意識が見れた興行だと思いました。

プロレス佐野魂 両国国技館大会全カード試合結果

おっこんプロレス旗揚げ戦

『いきなりメインイベント』60分1本勝負

ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)&○コマンド・ボリショイ(JWP)
vs
“brother”YASSHI(VM)&●ライディーン鋼(JWP)
(12分14秒 ボリショイ式ワキ固め)

BATTLE AID提供試合

6人タッグマッチ 10分1本勝負
○戸井克成(BATTLE AID)&雷電(BATTLE AID)&木更津KID(BATTLE AID)
vs
GANG STAR(フリー)&TA☆KU(EAGLEプロレス)&●大野翔士(EAGLEプロレス)

(6分38秒 ダイビング・フットスタンプ→片エビ固め)

東海プロレス提供試合

シングルマッチ 10分1本勝負
○脇海道弘一(東海プロレス)
vs
●両国シャドー(フリー)

(15分17秒 卍固め)

佐野の恩返しマッチ

3WAYマッチ 10分1本勝負
茂木正淑
vs
保坂秀樹
vs
吉田和則(EAGLEプロレス)

(時間切れ引き分け)

信州プロレス提供試合

第1試合 タッグマッチ 10分1本勝負
○信州タイガーアロー&獣神サンダーライチョー
vs
にんじゃりばんばん&●THEよっちゃん。with LINDA

(9分9秒 ダイビング・ヘッドバット→体固め)

第2試合 タッグマッチ 10分1本勝負
グレート☆無茶&○とらのすけ
vs
超獣キノッピー&●チガイOKADA

(9分9秒 ダイビング・エルボードロップ→体固め)

プロレス系アイドルユニット無敵アイドル・ムテキど〜る☆旗揚げ戦

第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
○市井舞
vs
●七里芽衣

(5分35秒 ギロチンドロップ→片エビ固め)

第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
●市井舞
vs
○椿さくら

(11分7秒 ウラカン・ラナ→エビ固め)

プロレス佐野魂 両国大会本戦

第1試合 WALLABEE Revolution Aniversario2015ワラビー世界マーシャル・アーツ選手権試合 61分1本勝負

【王者】○矢野啓太(佐野魂/プロフェッショナル・レスリング・ワラビー)
vs
●三州ツバ吉(BUMPMAN)[挑戦者]

(3分19秒 ゆきぐにドライバーII→片エビ固め)
※初代王者・矢野が8度目の防衛に成功

第2試合 奥田朱理復帰戦 ミックスドマッチ 30分1本勝負
●橋本友彦(アパッチプロレス軍) &HASEGAWA(アパッチプロレス軍)&飯田美花(WAVE)
vs
奥田朱理(フリー)&○Hi69(フリー)&榎本陽介(アパッチプロレス軍)

(11分15秒 ストゥーカ・スプラッシュ→片エビ固め)

第3試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○スペル・デルフィン(沖縄プロレス)&あいつ(PUNK DRUNKERS)&ZIPANGU(佐野魂)
vs
新井健一郎(DRAGON GATE)&翔太(佐野魂/ガッツワールド)&●小仲=ペールワン(佐野魂/666/プロレス実験団GUYZ)

(7分40秒 デルフィンクラッチ)

第4試合 ピンクタイガー総帥引退記念試合 30分1本勝負
●ピンクタイガー総帥(佐野魂)&黒田哲広(アパッチプロレス軍)
vs
○嵐(天龍プロジェクト)&ヒロ斎藤(ドラディション)

(7分55秒 パワーボム→エビ固め)

第5試合 1vs.4ハンディキャップマッチ 30分1本勝負
○曙(全日本プロレス)
vs
●よしえつねお(フリー)&ガッツ中村(佐野魂)&園山檸檬(フリー)&タケシマケンヂ(スポルティーバエンターテイメント)

(8分13秒 ボディプレス→体固め)

第6試合 CPEキャットファイトPresents どきッ!【一夜限り】女だらけの競泳キャットファイトバトルロイヤル 30分1本勝負
○さちこYokozuna with:アマヅカゼナ&紫龍みお
(5分59秒 シバターをフォールしたラ・マルクリアーダを抑え込んで→体固め)
●ラ・マルクリアーダ
※さちこYokozunaが優勝
【退場順】白玉あも→タイガー愛子→ティロ・フィナーレ加川 with ももえり→平井さん→鳳華→羽柴まゆみ→若林美保→範田紗々 with 三代目葵マリー&今西愛&新垣愛菜→シバター→ラ・マルクリアーダ with 夢月姫乃&みでぃ&樹本ふわり

第7試合 世界最高峰のハードコアマッチ 時間無制限1本勝負
○田中将斗(ZERO1)
vs
●金村キンタロー(アパッチプロレス軍)

(10分29秒 スライディングD with チェア→片エビ固め)

第8試合 ノーロープ有刺鉄線電流爆破バット&有刺鉄線ボード!トルネードタッグデスマッチ 時間無制限1本勝負
大仁田厚(フリー)&○佐野直(佐野魂)&千葉智紹(佐野魂)
vs
KENSO(全日本プロレス&●バッファロー(先駆舎)&二瓶一将(喧嘩プロレス二瓶組)

(10分14秒 電流爆破バット攻撃→体固め)

ピンクタイガー総帥
大会終了後のピンクタイガー総帥。

今回の大会を持ってプロレス佐野魂の象徴とも言えたピンクタイガー総帥が選手引退されました。
(今後はレフリー等での活動は継続)

園山檸檬も大変お世話になっています。

飯島公人さん、長い間お疲れ様でした。
今後とも宜しくお願い致します!