2014年1月15日に銀杏BOYZの新しいアルバム「光のなかに立っていてね」「BEACH」
2枚同時発売になりました。

僕も随分銀杏BOYZのメンバーに会ってないんだけど、
チンさんもアビチャンも村井くんもバンドから脱退してしまったので、
現在は峯田和伸くんのみでやっていくとのこと。

そんな銀杏BOYZの4人のメンバーと関係者の血と汗と涙と何かが
染み込みまくっている新作だが、僕は今、ようやくアマゾンでオーダーした。
(遅くなってすいません)

銀杏boyz光の中にたっていてね
変わらずやり続けるのは凄い!
ようやくリリースされた新作を見て、ただただ思います。

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時間もかかったけど、物凄い苦労があっただろうけど、
銀杏BOYZの新作がリリースされたという事実がひとつの成果として見せてくれます。

本当に長い制作期間をお疲れ様でした!

期待されることは物凄いプレッシャーがある

なぜここまでの長い期間新作が制作されつづけたかを、その理由を考えてみると、
(というかその過程のある程度を近くで見ていたのでわかっている部分も多いが)

やっぱりリスナーの期待が物凄いからということだとを思う。

リスナーの期待が凄いから、そこに応えようとする峯田和伸くんの意志が強く、
そしてメンバーやスタッフもそこにあわせて頑張りまくる。

でもまー結局、
自分自身で100%満足出来る作品なんてなかなかつくれるもんじゃないし。

そうこうしているうちに時間がたっちゃったのかもしれないですね。
頑張ってリリースできた事実が素晴らしいと思う。

僕は峯田くんの凄いライブを目撃したことがあります

そうそう。
銀杏BOYZじゃなくて、その前のバンドGOING STEADYの時だけど、
僕は峯田和伸くんの物凄いライブを間近で見たことがあります。

といっても、
ライブが物凄いのはかなりの本数や歴史があるんだけど、
自分がすぐ近くで凄いものをみて

「これは… 凄すぎる…」

と驚愕した最初のライブなのでとても印象に残っています。

GOING STEADYのツアーで2000年の大阪心斎橋クラブクアトロライブだ。
僕はメタル刑事という自分のバンドで一緒にライブをさせてもらった。

で、
最後にGOING STEADYのライブ。
前日に僕と朝方まで怪談話をしていて、しゃべりすぎて喉の調子が悪い峯田くん。
(本当にごめんなさい。)
でも、それを全く感じさせないライブが凄い。

そして、オーディエンス(客)が泣きながらステージの前にもたれかかってきて、
何度も積木くずし状態になり、ライブ中断。

これは、危険だ。
しかし、それでも押し寄せるオーディエンスのリアルすぎる眼差しを
ステージ袖から見ていた僕は思った。

「こんなに人を熱狂させられるのは、選ばれた人しかできないな」

ライブはちょっと凄すぎた。

これ以降、このライブよりすさまじい衝撃を受けたライブはまだ無い。
アラフォーミドルエイジになった今も、あの13年前の凄い光景が昨日のことのように思い出される。
それくらい凄いライブだった。

銀杏BOYZのモバイル掲示板は常に炎上しているが

峯田くんの現在のバンド「銀杏BOYZ」は(今はメンバー峯田和伸のみだが)、
オフィシャルWEBサイトも当然あり、昔ながらの掲示板が機能している。

そして、
その掲示板は特に制限なく公開されており、常に誰かが書き込みまくっている。

掲示板には「PCサイト用」と「モバイルサイト用」があり、
常に書き込まれまくっているのはモバイルサイト用だ。

検索エンジンで「銀杏BOYZ モバイル掲示板」と検索するとすぐに見つかるだろう。

このモバイル掲示板の書き込みは、
銀杏BOYZと関係なさすぎる部分もかなりあったし、現在も継続して盛り上がっている。

かつては秒速で更新されまくることにより、
累計1000万PVとかを平気で記録していた。(これも5年以上前の数字です。)

2ちゃんねる状態で炎上している。
それでもこの銀杏BOYZモバイル掲示板をバンド側が閉鎖しないのには、
当然ながら大いなる意志の理由もあるわけだ。

なぜ銀杏BOYZモバイル掲示板は炎上しても閉鎖されないのか

この理由は簡単です。
「きちんとした言論の自由の場所(コミュニティ)をバンドが提供したい」
そう思っているからだと思います。
(ここは僕がそう思っているだけです。)

銀杏boyz掲示板画像
でも当然心ない行き過ぎた書き込みもあるようで…

自由すぎるコミュニティには、ある程度の統制も必要です。
でないと無法地帯になりまくるし、むちゃくちゃな状況になります。

それでも銀杏BOYZのモバイル掲示板が閉鎖しないのは、
そこに負けない強い意志があるからだと思います。

そことは「心ない行き過ぎた書き込み」です。
これをきちんと良心と良識を持った意志に導いていくことが銀杏BOYZの目的なのです。

そんな曲をつくっているし、
峯田くんもそんな意志を持った人です。

僕はそう思っています。

炎上商法の意味

こういう感じで話題を大きくさせる「炎上商法」というキーワードが取り上げられます。

たしかに炎上商法はマーケティングとして有効だと思います。
話題になるし、人間の感性の深い部分を付いてくるから印象に残ります。

アンチがいれば、支持者もいるのです。

そして、
熱狂的に支持されるようなものは、基本的にアンチも支持者もいる個性が強いものです。

銀杏BOYZはフリーな場所を提供することで、
(当然自分達で狙ってやっているわけではないですが)
自然発生的な炎上商法を有意義に利用していると言えるでしょう。

そこに発生するリスクや良くない出来事も多数あるわけですが、
とにかく峯田くんの意志が強いのだと思います。
(僕が思っているだけです。)

炎上商法は芸能系でも色々と使われていると言われガチなことですが、
きちんと良心と良識を持って利用し、炎上を発見した方もそうであっていくべきです。

今後はインターネット上のモラルもどんどん整備されていくでしょうし、
サイバーテロ問題や、匿名での誹謗中傷問題、書き込みなどで逮捕者でている現実もあります。

意識と意志を正しく自分で考えて行動していくこと
大切だなといつも思っています。

そんな感じですね。