ナウいとは、
時は1980年代。そう、ジュリアナTOKYOがまだまだ全盛で、
クラブっていうと、部活動?
俺達いくのはデェスコ(ディスコ)だよ~、って時代に隆盛した言語。
ナウいは永遠に不滅です。
現在は死語と言われているが、根強いファンに支えられている。
元々は「今風の」を意味する言語で「NOW」というEnglishからきている。
新しい価値観を持つものを「ナウな」「ナウい」「ナウだね」
などと言い表した。
1980年代の対義語:「ダサい」
参照:wikipediaナウい
2013年現在は、一部の有識者においてイカシテルイメージとして使われることが多いです。
利用するタイミングや利用者によっては
かなりサブイキーワードとされている部分もあり、
慎重に利用していきたいと思います。
利用する場面と状況をかなり選ぶ言葉です。
ナウい 使い方例
ゆきりん「ねー、みぃちゃん文春やられて坊主にしたのダサクね~」
さしりん「ねー、ダサいよねー。ちょっとやりすぎで炎上しちゃったしね~」
やっさん「いや、ナウいですよ。研究生に降格します。」
(某芸能裏話などで)
M子様「昨日デェスコでフィーバーしちゃったんだよね~ だから今日ね・ぶ・そ・く~」
J嬢「M子様、ナウい~ナウい~」
(女子会にて。 2回繰り返すところがツウである)
平社員A「部長、この企画とてもナウいと思いますがいかがでしょう。」
部長 島K作「うん。ナウいね。ゴーしよう!」
(会社の会議などでよく見かける光景)
ナウい 使用上の注意点
- 使う時には、決して笑いながら言ってはいけない。
- 基本的には死語なので、あまりに得意げに使っていると陰口を叩かれる。
- 使用後、周囲にフォローを求めてはいけない。
言葉は生きている
俗世間的な言葉はいつの時代も生まれては消え(死語)、また生まれます。
そして「流行語」という括りでまとめられ、簡単に使い捨てられます。
「ナウい」はある意味発明でした。
バブル時代、日本の経済が未曾有の好景気を続ける時代の象徴として利用されました。
テレビをつけると「ナウいよね」
ラジオをつけても「ナウですよね」
ナウ(NOW)という言葉はあの時代を象徴する言葉でした。
今バブル時代は弾け、平成のしっとりとした時代が続いています。
東日本大震災から数年経ちましたが、まだまだ日本は立ち直る途中です。
ナウいなどの流行言葉で同じような意義を持つものが現れるのは
もうしばらく時間が掛かるかもしれません。
しかし、時代が必ず次の「ナウ」を連れてきます。
そしてやるのは我々自身です。
言葉は生きています。生きて我々に語りかけるのです。
言葉に生気を刻みこむように時代をつくっていきましょう。
「ナウい」とか使ってると、普通に笑われますね。